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幸せを考えるブログ

ゆるく楽しく幸せに

1+1は柔軟な発想を生む

先日、とある女性と話をしたときのエピソード。

 

年齢は20代中盤。

資格取得のために努力している勉強家だが

子供の頃は勉強が嫌いだったそうな。

なぜ勉強嫌いになったか?記憶をたどると

小学一年生の時に「1+1」に対して「11」と答え、

先生に『「1+1=2」に決まってるだろう?』と頭ごなしに言われた事が原因らしい。

 

なるほど・・・

 

もちろん、彼女は既に「1+1=2」であることは理解しているが

小学一年生当時、「1+1=11」を頭ごなしに「違う」と言われた事に関しては、未だに納得していないようであった。

 

うむ。非常に面白いエピソードだと思いました。

 

この話を聞いて「1+1=2」に決まってるでしょう?

と思ってしまった、そこのあなた!!

ツマラナイ大人に片足を突っ込んでますよ!!

 

私は、このエピソードを聞いて

「人間の認識がどのような経緯で成されるか?」に関して

とても興味深いヒントを与えてくれていると感じました。

 

もちろん、我々「一般の大人達」は1+1は絶対に2だと確信してるし、事実、その通りです。では何故、そう思うのでしょうか?

 

それは我々は「1」という文字が「物(事象)の数を表している『記号』だと認識しているから」なのだと思います。

「1」が物の数を表していて、それが「ひとつ」であれば

「ひとつ」と「ひとつ」が足されれば「ふたつ」ですね。

(※どうしてもブログでは文章で表すしかないので説明に限界がありますね・・・)

物の数が「ふたつ」であることを表す記号が「2」であれば

おのずと「1+1=2」となる訳です。

 

そう考えると逆に分かって来ませんか?

彼女が小学一年生だった頃、「1+1=11」と答えたのが、あながち間違いではないと。

おそらく、当時の彼女は「1」を「あ」とか「い」とかの表音文字と同じように認識していたのだと思います。

我々日本人が普段使っている平仮名は音を文字に表している「表音文字」です。

小学生は当然、漢字よりも先に平仮名を覚えます。

そこで、「音=文字」の先入観が生まれる可能性は高いですよね。

 

たとえば、「あ+い」は?と質問されたら、あなたはどう答えるでしょう?

大部分の人は「あい」と答えるのが精一杯ではないでしょうか?

 

そうです。

つまり、当時の彼女は「1」を表音文字と同類と理解(無意識に)していたので

「1+1=11」になったのでしょう。

 

彼女の話を聞きながら、そんな考えが頭をよぎりましたが

私からは、1つだけ質問。

 

「じゃ、逆に考えたらどうだろう?『11』ってどんな意味???」

 

そう投げかけてみると・・・

 

「ん?『1が11個ある』ってことだよね・・・。あ!そうか!!!」

 

 

まさに、人間って「分かっているようで分かっていない」

子供の素朴な疑問に答えられないのは「分かったつもり」になってるから。

 

「1+1=2」に決まってる!!

 

という大人の「分かったつもり」の頭ごなし発言は

子供の好奇心を阻害する危険性があるので、注意した方が良さそうです。

 

私も改めて勉強させて頂いたエピソードでした。